新規リリース- FINE™/Marine v8.2

FINE™/Marine v8.2の国内出荷を開始いたしました。リリースされた新バージョンには、数多くの新機能と機能改善が含まれております。また、パッケージには最新版のドキュメンテーションが含まれます。
FINE™/Marine v8.2パッケージの新機能の概要、およびサポートするプラットフォームは以下の通りです。
弊社製品のユーザー様は、ユーザーサポートセンターより、さらに詳しい資料がダウンロード可能です。
弊社製品のユーザーでないお客様は、『お問い合わせフォーム』からお問い合わせください。
FINE™/Marine v8.2の新機能および機能改善の概要
全般的な改善
- 各種パッケージのアップグレード
- Datakit v2019.1
- Parasolid ライブラリ v31
- Admin Tool v2019.3 (以下、追加機能)
FINE™/Marine
- 温度と物質濃度に関するモデルの導入
- メッシュサイズの依存性の検討
- 高度な乱流モデルの追加
- Wageningen Bシリーズ性能曲線の生成
- Domhydro の改良
- CFView用のカット面作成のプラグイン
- IWGに強制レイヤー[ベータ機能]
- GUIの改善
- C-wizard resistance モードが高フルード数に対応
- C-wizard で静止状態のトリム角を計算
- RhinoプラグインがRhinoceros® 6 に対応
- Rhinoプラグインに形状チェック機能の追加
HEXPRESS™
- 任意の計算軸にRotor/Stator接続を設定可能
サポートするプラットフォームおよびオペレーティングシステム
サポートするプラットフォームおよびオペレーティングシステムは次の表の通りです。
NUMECAのソフトウェアは、x86_64プロセッサー(Intel 8086 命令セットと互換性のある 64 ビットプロセッサー)で動作する64ビットOSのみをサポートしています。
Windows環境
プロセッサー | 公式サポート | 稼働確認済みa | 32bit / 64bit |
---|---|---|---|
x86_64 | Windows 8.1 Professional | - | 64 bit |
x86_64 | Windows 10 Professional | - | 64 bit |
x86_64 | Windows HPC 2012 | - | 64 bit |
x86_64 | - | Windows 7 Professional | 64 bit |
x86_64 | - | VISTA Business | 64 bit |
x86_64 | - | VISTA Ultimate | 64 bit |
x86_64 | - | Windows Server 2008 | 64 bit |
x86_64 | - | Windows Server 2012 | 64 bit |
x86_64 | - | Windows Server 2016 | 64 bit |
a. 提携会社あるいはお客様により確認されたものであり、この構成は公式にはサポートしていません。
- Windows (Windows Server以外)環境において、計算に使用されるPVMデーモンの同時実行数が1つに制限されています。そのため、1つのマシンに複数ユーザーがアクセスすることはできません。
- Parasolidは、性能を向上させるため、SSE2命令セットを使用しています。そのため、SSE2命令セットをサポートしないプラットホームでは、 HEXPRESS™およびFINE™ GUIは起動できません。
- Windows版は、クラスター構成には対応しておりません。クラスターによる並列計算を実施する場合は、Linux版をご利用ください。
Linux環境
プロセッサー | 公式サポート | 稼働確認済みa | 32bit / 64bit |
---|---|---|---|
x86_64 | Fedora Core 28.x | - | 64 bit |
x86_64 | (K)Ubuntu 18.04b | - | 64 bit |
x86_64 | CentOS 7.4 | - | 64 bit |
x86_64 | Red Hat Enterprise 7.x | - | 64 bit |
x86_64 | - | Red Hat Enterprise 3.x, 4.x, 5.x | 64 bit |
a. 提携会社あるいはお客様により確認されたものであり、この構成は公式にはサポートしていません。
b. UbuntuのようなDebianベースのOSは、LSBが搭載されていても、LSB規格の準拠に問題があるため、ライセンスサーバーとしては推奨しません。