OMNIS™ 5.1 国内公式リリース

    日本ケイデンス・デザイン・システムズ社     国内ニュース     26.08.2021

最新のOMNIS™環境では、新しい個別要素法ソルバー、S2Vメッシュ生成モジュール、その他100以上の新機能が追加され、ワークフローの簡素化、生産性の向上、適用範囲の拡大が実現されました。

 

 

OMNIS™/Hexpress - S2Vメッシュ生成アプローチ

OMNIS™/Hexpressの非構造化格子生成ツールセットにS2Vモジュールが追加されました。
S2Vモジュールでは、ジオメトリがきれいでコンフォーマルな場合、ジオメトリに沿った高品質のサーフェスメッシュと、滑らかで厚みが制御された境界層を持つ3Dメッシュを生成することができます。

 

OMNIS™/Autogrid - 自動でブロック分割されるZRエフェクト(ベータ版)

OMNIS™/AutoGridでは、ターボ機械設定の流路に接続された軸対称のZRエフェクト(シールの漏れ、ブリード、キャビティなど)を定義してマルチブロック構造格子が生成できるようになりました。

 

OMNIS™/Turbo - 粗いグリッドでシミュレーション

OMNIS™/Turbo では、同じメッシュとシミュレーション設定を使用して、より粗いグリッドレベルでシミュレーションを実行することができます。この機能により、最も細かいグリッドレベルで最終的なシミュレーションを行う前に、シミュレーション設定が正しいことを確認し、結果をプレビューすることができます。

 

OMNIS™/Open (DBSおよびPBS) - サーフェスからからサーフェスへの熱放射

OMNIS™/Openの密度ベースソルバーと連成型圧力ベースソルバーには、灰色拡散(grey-diffuse)サーフェスで囲われた領域の放射熱交換を考慮できるS2S熱放射モデルが導入されました。

 

OMNIS™/Oofelie - ターボ機械のための高度な熱機械解析

ターボ機械の設計者により高度なソリューションを提供するという弊社の取り組みは、OMNIS™/Oofelieにも引き継がれています。静的解析の結果は、機械部品の固有振動数やモード形状の計算に使用できます。さらに、コリオリ効果を考慮した複雑なモード形状や、高密度の作動流体を使用する機械のウェットモード形状の計算が可能です。

 

OMNIS™/Mpacts - 粒子の運動と相互作用 (ベータ版)

新しいソルバーOMNIS™/Mpactsは、ベルトコンベア、ホッパー、ミキサーなどの様々な産業分野における粒子衝突のシミュレーションを可能にします。
OMNIS™/Mpactsでは、高度な個別要素法(DEM)ソルバーMpactsのパワーと、ユーザーフレンドリーなOMNIS™インターフェース、そしてプリ処理から同時・ポスト処理までの全ての機能を1つのワークフローに統合しました。

 

OMNIS™/Post - 流線の可視化

OMNIS™/Postでは、点・線・面または球からの流速をトレースする流線を描画できるようになりました。

 

その他、様々な改善も施されました。詳細はリリースノートでご確認いただけます。

新バージョンをぜひお試しください。

OMNIS™ 5.1の新機能および機能改善の概要

  • パッケージ内の全般的なアップグレード
    • Pythonバージョンがv3.8.5にアップグレード
    • LinuxにおけるOpenMPIライブラリのバージョンがv3.1.6にアップグレード
    • WindowsにおけるIntel MPIライブラリのバージョンがv2021.2にアップグレード
    • ライセンスのセキュリティIDがv21にアップグレード
    • Datakitバージョンがv2020.4にアップグレード
    • パッケージに水とR134aの熱力学テーブルを追加
    • Admin Toolがv2020.3-1にアップグレード
    • シミュレーションステップにおけるFINEへのブリッジ機能が削除
    • 再頒布可能パッケージ2015-2019 Universal CRTを追加
  • クリーンなプロジェクトの出力
  • OMNIS™ GUI のカスタマイズ
  • csvファイルから3Dカーブをインポート
  • マルチドメインメッシュをOpenFOAMおよびCGNSでエクスポート
  • NUMECA品質基準の最適化をスピードアップ
  • キャプチャの改善をローカルパラメータとして使用可
  • メッシュ品質基準の追加
  • メッシュ品質統計ウィンドウのレイアウトの改善とオプションの追加
  • メッシュ生成のプログレスバーの改善
  • プロジェクト保存管理の改善
  • SSC-EARSM RANSモデルの改善
  • 子午面ビューでカーブを作成および削除
  • シートの縫合
  • サドル型のコーナーの検出
  • 鋭角の削除
  • ポストアニソトロピックリファインメント
  • OMNIS™/HexpressのS2V法によるメッシュ生成
  • 既存のメッシュパラメータの更新
  • HEXPRESS™/Hybrid の .confファイルをOMNIS™プロジェクトに変換するPythonスクリプト
  • バッファ層を分割
  • OMNIS™/AutoGridメッシュ同士または構造・非構造格子をFNMBで接続
  • OMNIS™/AutoGridメッシュでタンデム翼列に対応
  • OMNIS™/AutoGridメッシュでR/S接続の格子点分布を適合
  • OMNIS™/AutoGridメッシュに対するZRエフェクト(ベータ版)
  • OMNIS™/AutoGridで翼列ごとにメッシュ生成
  • CGNSプロジェクトにテンプレート設定を含めて出力
  • ソルバーの互換性と依存関係の改善
  • OMNIS™/Turboソルバーを粗いグリッドレベルで実行
  • OMNIS™/Openソルバーにおける残差スムージングの拡張
  • 単線(singular line)を含む構造格子をOMNIS™/Openソルバーで計算可能
  • ターボ機械の初期解をOMNIS™/Openソルバーで使用可能
  • 計算の 再開 - 既存の計算結果でシミュレーションを初期化
  • OMNIS™/AutoGridまたは混合メッシュをOMNIS™/Openソルバーで計算する時のロードバランスを改善
  • グラフィカルミラーリング
  • OMNIS™/Turboソルバーの熱力学テーブルで凝縮性ガスを設定
  • OMNIS™/Openの連成型圧力ベースソルバーで実在気体が使用可能
  • Openの連成圧力ベースソルバーで各ドメインに異なる流体を割り当て可能
  • OMNIS™/OpenソルバーでS2S熱放射のシミュレーション
  • Openの連成型圧力ベースソルバーでエネルギー方程式のソース項をカスタマイズ
  • OMNIS™/Openソルバーで多孔質媒体のシミュレーション
  • 新しい 離散 要素法ソルバーのOMNIS™/Mpacts (ベータ版)
  • シミュレーションモニターの改良(ベータ版)

サポートOS

Windows環境

プロセッサー 公式サポート 32bit / 64bit
x86_64 Windows 8.1 Professional 64 bit
x86_64 Windows 10 Professional 64 bit

 

Linux環境

プロセッサー 公式サポート 32bit / 64bit
x86_64 (K)Ubuntu 18.04, 20.04 64 bit
x86_64 CentOS 7, 8 64 bit
x86_64 Red Hat Enterprise 7, 8 64 bit
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NUMECA製品について

NUMECAの革新的なソフトウェアは、流体の流れと熱伝達に関するシミュレーション、設計、最適化、音響シミュレーションなどに利用され、開発コストを削減しながら、製品の優れた品質や性能を実現する目的で、多くの製品開発者、設計者、研究者の方々に活用されています。

これまで25年以上に渡り、航空宇宙、海洋、自動車、エネルギー、発電等の分野で世界をリードする大企業が、高い性能と信頼性を兼ね備え、非常に使い勝手のよいNUMECAのソフトウェアを採用し、専門性の高いサポート、コンサルティングサービスを利用しています。特にターボ機械の分野では、NUMECAのシミュレーションツールは、業界のデファクトスタンダードとなっており、世界中の企業の製品開発を支えています。